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遊漁船業の終了予定について  2011.10.8

 急な話で申し訳ありませんが、遊漁船業を11月10日を目処に終了したいと考えています。
 (遊漁船の保険の都合によります。)
 
 理由については、一番は刺繍の仕事がかなり忙しく、注文を制限している状況にあることです。

 自らの「刺繍ワッペンは高い」という経験を元に、少数少量生産へ低価格で対応するワッペン製作業者としてsacom worksを立ち上げましたが、副業がいつしか本業となり、多くのご依頼と、製品の信頼性をいただいています。

 しかし、出航のみならず、台風対策等のメンテナンスなどかなりの手がかかる船にあまりにも時間を取られており、応対においてはあまりにも不十分な対応となってしまっていました。
 このため、仕事を刺繍に集中し、応対の悪さを改善していきたいと考えました。


 また、遊漁船業をしながら、魚が減っていることに不安を感じています。
 魚が減っているというのは、対象魚だけではなく、ベイト(エサとなる生き物)が減っていることにあります。
 ベイトの種類や量が減ると、決まったエサばかりを食べるようになるので、釣り方もテキサスなどにどうしても偏ってしまいます。

 本当はプラグ等で釣りをしたいのですが、どうしてもテクニックだけでは解消できない部分があり、また、釣り人の側から入る釣りは長続きしないという自分自身の見解もあり、船に費やしていた時間の一部を「環境を整える」という活動へ向けていきたいと考えています。

 釣りは、その気になれば自然に向き合あえる素晴らしい遊びであると思います。
 釣り人が本気で海や川に向き合い、広い視野を持って釣りに臨めば、負荷をかけるだけではなく、魚を増やすためには何が必要なのか考え、実行することができるようになると信じ、釣り人を中心に「安里川ファンクラブ」という組織を立ち上げました。

 
【安里川環境釣り大会2011.10.2】

 かつての安里川は、日本でワースト10以内に入るほど汚れた都市河川だったのですが、水質が改善されました。
 反面、水質がよくなったのに、ボイルが無くなるという不思議な現象も見られるようになりました。
 現在は多くの魚や鳥が戻り、ベイトを育んでボイルする様子も見られるようになりましたが、なぜこのような現象が起きたのかなど、釣り人が観察し、考えて行動することで、「釣り場を育てる」ことも十分に可能ではないかと思うのです。

 それは単に魚をリリースする、稚魚放流を行うということではなく、もっと広い視野をもって望む「釣り場を育てる」活動です。
 その先駆者になれるよう、刺繍の仕事に向き合いながら活動を進めてまいりたいと思います。

 船については、現在希望価格55万円(現状渡し)で売り出しておりますので、もし購入したいという方がいらっしゃいましたら、メールフォームよりご一報ください。

 約3年間ご愛顧いただいた皆様、本当にありがとうございました。
 なお、沖縄の魚や厳しさを含めた自然環境を伝えるために、朝夕の陸っぱりガイドは続ける予定ですので、これからもよろしくお願いいたします。

 sacom


お休み期間と近況  2011.7.4

 



 夏本番の沖縄。魚の活性も上がっています。
 旧暦の6月の大潮を向かえ、
スク(アミアイゴ)の稚魚も接岸。これにあわせるように鳥山も見られるようになりました。
 鳥山直下には、沖合いの魚であるツムブリが付いていたりと驚かされます。
 鳥山は常に、というわけにもいかないので、見つけ次第狙うという形になります。

 この時期、アミアイゴの影響で、リーフの魚が上を向くようになるので、プラグでも釣り易い時期となります。
 しかしながら、意識しているベイトが小さいので、デカプラグで・・・というよりも、それなりに小さめのプラグで挑むことになります。
 大きくても7cm以下のミノー(5cm推奨)や、スピンテールジグなども飛距離とシルエット、アピール性の両立でよさそうな感じです。

 テキサスについては、時合いがくると連続ヒットする感じで、半日に1回くらいのペースで取れないヤツがヒットしています。
 浅いところよりも10〜15mラインのほうが活性良く、あまりの暑さに涼しい場所へ移動しているといった感じです。
 テキサスの釣りは、ベテランの方よりも初心者の方のほうが、クセがなくアドバイスどおりやってくれるためか、大物がヒットしている印象です。


 また、ボート以外にもご好評いただいている陸っぱりガイドですが、あちこちのポイントで工事が行われており、かなり苦戦しています・・・。
 陸っぱりツアーに出かける前のトレーニングとしてご利用されるお客様が多いです。
 魚の習性や釣り事情など、マニアックなトークがセットで付いてきます(笑)

 さて、SEA SNIPERは
旧盆期間にあたる8月12日から14日の間、海に引っ張られないよう、お休みとさせていただくことになります。
 ご先祖様が帰ってくる時期。海に出ると色々持ち帰ってしまいますので・・・・

 
近況 タマンやっつけてください。 2011.5.11


 刺しゅうの仕事が忙しかったりで、なかなか海へ行けずという状況でしたが、先日船の点検を兼ねて少し出港してきました。
 この日は、風と潮が喧嘩し、船が流れずポイントを叩けないのでアタリも少なかったのですが、そんな中「ドスン」と45cmほどの
タマン(ハマフエフキ)が出ました。
 
 沖縄の釣りでは特に人気があるタマンはサーフなどでの投げ釣りでのターゲットとして知られていますが、ルアーのターゲットにもなっています。
 古くからスプーンや飛距離のあるミノーやペンシルなどでのルアーフィッシングメソッドが楽しまれているものの、コンスタントに釣れる魚ではなく、ヒットする条件など、まだまだ良くわからない分野の魚だという印象を受けています。
 餌釣りに関して、活きた魚でも食いますが、イカや”シガヤー”と呼ばれる小さなタコ、カニ、オキアミなど様々な餌で食っており、実際胃袋を確認すると、甲殻類やウニをはじめとする様々な生き物を食べていることがわかります。
 
 タマンに関しては、餌釣師の間で
”気圧低下時には食わない”というデータがありますが、これは胃袋内にウニのトゲなどを詰めて流れに耐える、またはバランスをとるためだと考えています。 もしウニを食物として考えているのであれば、あれほど硬く鋭く重いトゲが胃袋内に詰まっているのは不自然で、これは、クチナジ(イソフエフキ)にも当てはまっています。

 低気圧対策としては、胃もたれしていても口を使ってしまうような、小さめのルアーを使うことが考えられます。
 テキサスリグにおいても、4インチはほとんどダメで、3インチでも散々やりましたが、
「捕れないヤツ」がコンスタントにヒットするのは、シルエットが小さい2インチです。
 しかしながら、強烈なトルクのファイトに、80cm以上に成長する大型魚であるため、フックが強いことはもちろん、タックルバランスやドラグ設定、ファイトなど考慮すべき事項がたくさんあります。
 潮が早い日にはライン操作が難しくなるので、ラインやリーダーをあまり太くできないのですが、小潮の日を狙うなどして、ちょっと太目のPE1.5号、リーダー30〜40ポンド以上のガチンコファイトで狙うのもありかもしれませんね。

 ハイシーズンには、テキサスリグに半日に1〜2回「捕れないヤツ」がヒットしますが、その多くがタマンと思われます。
 どなたか、タマンをやっつけてやってください。

 潮と風がマッチしている時間帯を狙って出港すれば、あたりも多く楽しめます♪


先日HITしたタマン45cmの精悍な顔。これからハイシーズンです!


近況について 2011.4.21

 

 風廻りの時期が終わり、夏の潮へと変わりつつあります。
一部の漁師さんが「クシアゲ(後上げ)」というウネリが入っており、ゴールデンウィーク前後には入梅するものと思われます。

 最近は震災の影響や、刺繍の仕事の繁雑期ということもあり、なかなか船を出せなかったのですが、 深場に落ちていた魚たちも、徐々にリーフへと戻りつつあり、テスト釣行でもすぐに良型がヒット!という状況でした(うねりの影響で、すぐに撤収・・・ということになりました)。
 一番いい場所に良型が戻っているので、テキサスリグでの釣りにはおすすめのシーズンといえます。テキサスの釣りはテンヤより良い時もあり、キャスティングができる方にお勧めです。
 安全のため、乗船の際には常に周囲に気配りをお願いいたします。
 特にキャスト時やライントラブル時の周囲確認は注意お願いいたします。

 陸っぱりガイドについては、荒天時のサイドメニューとしてのご案内だったのですが、09:00までと16:00以降でしたら、単体でもご案内できます。
 主に河川周りでメッキなどを狙っていきます。各水系で工事が行われており、ポイントが絞られるのでなかなか釣りづらい状況です。
 都市河川JPは時期的に少し早く、梅雨中に遡上する固体が河川に戻ってからのお楽しみになります。

 5月中に船検及びメンテナンス作業を予定しておりますので、営業をお休みすることがありそうです。

乗り合いと近況について 2011.2

 

 SEA SNIPERをご利用いただき、ありがとうございます。
 ご好評いただいておりました乗り合いについてですが、都合によりチャーターのみの営業とさせていただきます。ご不便おかけいたしますがよろしくお願いいたします。

 最近の状況ですが、最も渋い時期に突入しております。
 天候も不安定で、前日の予報が当たらないことも珍しくなく、太陽が出ている時は浅場に魚が集まる傾向が見られますが、太陽が出ない日や時間帯は深い場所に潜っているようです。不安定な天候と二枚潮で深場を攻めるのも一苦労で、テキサスについては4月以降をオススメいたします。

 釣り方についてですが、最近から餌釣り(一つテンヤ)の釣査をはじめています。
 甲殻類を捕食している魚が多いだけに、エビ餌を使った一つテンヤの釣果は安定感があります。
 特に釣り初心者の方でも、着底の感覚(糸のたるみの目視)がつかめれば、大物とのスリリングなファイトも楽しめると思います。
 親子での釣りに最適な印象です。

 一つテンヤの釣りは、釣れすぎるのが第一の問題で、ルアーの釣行との併用をオススメすることになりそうです。
 (600円の餌1パックがあっという間になくなってしまいます)
 夏場はベラやカワハギ類などの外道に悩まされることが予想されますので、”BIG ONE”に的を絞った案内ができるよう、今後も釣査を続けていきたいと思います。

 一つテンヤのタックルについては、普段ご案内しているテキサスリグの釣りと同じで、シーバス、エギングタックルを流用できます。
 また、テンヤについてはカラフルなものも発売されていますが、昔ながらの地味なジグヘッド状のものでも全く問題なく釣れています。
 水深25m〜40mラインをメインに釣査しており、水深、潮の速さ、風の強さによって8号〜15号を使い分けることになります。

 これから旧暦の二月に入り、地元漁師も恐れる気象条件”二月風廻り(ニングヮチカジマーイ)”の季節です。
 小型の強い低気圧が次々に通過するため、急に海が荒れるようになります。
 天候は晴れてベタ凪でも、予報次第で出港を取りやめることも多くなりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。